とめこのアンテナ

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さつまつげの櫛で艶髪へ。お手入れ方法も。

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2年前に、悩みに悩んで、納得してつげの櫛を買いました。

 

 

デパートの催事場で見つけて、昔憧れてたのを思い出し、良いなぁと思って見たら、やっぱり高い。

それまで100均の櫛を使ってきた私にとってはびっくりするお値段。

 

100均のままでいいか、と諦めようとしていたら驚くほど髪の綺麗な店員のおばあさんに声をかけられた。

 

そのおばあさんの黒々として艶々な髪はつげの櫛で毎日地肌をマッサージするように髪をとかしているからだそう。

一旦諦めようとしたけれど、こんなに髪がキレイになるならば安いんじゃ?と思い始めた。

 

さつまつげと本つげの違い

 

色々見ていると、本つげと書かれた安いつげの櫛を発見。

値段がさつまつげと倍以上違う。

店員さんによると、国産か輸入品かの違いだそう。

さつまつげは国産で、鹿児島の指宿市で育ったつげで、成長が遅く年輪の幅が狭いため、きめ細かく弾力がありとても丈夫。

一方、本つげは輸入材のつげ。タイや中国産。本つげと書かれていても、つげではないこともあるよう。

輸入品のつげは成長が早く年輪の幅が広いため、落とすと割れてしまいやすく、さつまつげに比べると表面がざらざらしているので、髪に負担がかかりやすいらしい。

 

 

さつまつげの値段には意味がある

さつまつげの櫛は、つげを10年以上乾燥させ、職人さんが丁寧に作成した伝統工芸品。

静電気がおきにくい、うねりがおさまる、抜け毛切れ毛が少なくなる、といろんな効果が期待できるということで、トリーメント代を考えたらむしろ安いかも!と金額に納得し、一生モノと思い購入しました。

 

2年使ってみた効果

 

使い始めた頃はよく髪が引っかかってましたが、引っかからなくなりました。

するりと櫛がとおると気持ちが良い。

 

あと、歳を重ねてうねりやすくなっていた髪があまりうねらない。

 

ただ、白髪に効果がある人もいるようですが、私には効果はありませんでした。

減らなくても、増えなければ良いなぁくらいの気持ちで使っていこうと思います。

 

つげの櫛のお手入れ

水に濡らすのは絶対ダメなので、そこだけ注意!

まず、歯ブラシで汚れを落とし、ラップで包んで椿油に2、3日つけてます。

本当は1ヶ月に一回くらいつけ込んだ方が良いようですが、めんどくさがりのため、気づいたときに数ヶ月に一度くらいの頻度でしかやってません。

でも、良い感じに味が出てきた気がする。

 

一生モノとしてずっと使っていきたいと思います。